ブレーキの異常と釣った魚の生かし方2008年06月16日 04時52分02秒

タイヤを外せば直ぐ見える
釣った魚をバケツに入れて生かしておきたいが、1~2時間で弱る。

勿論、水を汲んで入れて有るが、いつの間にか、水中の酸素は無くなるし、魚は気が付かない。

そこで、魚が弱って来たなと気が付いたら、バケツの水を全て入れ替える。

魚は元気に泳ぎだす。

これを、「機械系における釣った魚の生かし方」理論という。

言わない、と思う。聞いた事はないから。

只、機械とは大体こんなもの。

ブレーキも同じ。毎日、働いて、徐々にあちこち痛みが来る。

徐々にだし、目に見えないから、気が付かない。

気が付くのは、危険を感じて、急ブレーキをかけた時。

後は運次第となる。

だから、定期的に検査が必要。

ブレーキの引き摺り2008年06月17日 06時03分45秒

中央のカップみたいな部分でパッドを押し出す
「引き摺り」とは、ブレーキパッドが常にローターディスクに接触している状態をいう。

原因は二つ。

ローターの歪みか、パッドの戻りが悪いか。

ローターの歪みがあってもパッドの戻り量が大きければ引き摺らないから、パッドの戻りが悪いとなる。

ただし、パッドの戻り量が多いと、ペダルの踏み込みも量も増え、効きが悪いと感じる。

写真は、ラルゴ君のパッドを押すシリンダー。

ラルゴ君は、かなり前から引き摺っていた。私自身、実際の「引き摺り」を知らなかった。

整備工場で通常の車の状態を見せて貰って、初めて、ラルゴ君が引き摺りを起こしているのを知った。

シリンダーの動きが悪いのを整備士が見せてくれたので、オーバーホールをお願いした。

タイヤの回転が軽い。こんなに違うのかと感じた。

ローターの歪みだと解り易いと、整備士に教えてもらった。

長くなるから又明日。

ブレーキローターの歪みと引き摺り2008年06月18日 05時16分52秒

アジサイもラルゴ君も一年前と変わらない?
ブレーキローターが歪むと引き摺りを起こす事が結構有る。

この場合の歪みとは回転方向の凹凸ををいう。

パッドから見ると、タイヤが1回転するたびに、ローターが近づいたり離れたりしている。

近づいた時に、パッドとローターが触れ、軽くブレーキをかけた状態になる。

タイヤが回転する度に、ローターの決まった位置がパッドと接触するから、そこだけ発熱する。

ローターの凹凸に伴って温度差ができるから、歪は大きくなる。

100回転なら大した量ではない。

ただし、タイヤが1回転して、車の進む距離が2mとすれば、100回転で200m。1km走ったら、5倍の500回転。10kmなら5000回転となる。

こうなると、「大した量ではない」などと言っていられない。

これが「簡単に判る」と、今回の車検で教えられた。

フェンスの有る道路を走っていると、定期的にシュッ、シュッ、シュッ、と音のするときが有る。

殆どの場合、ローター歪みによる引き摺りと考えて良いらしい。

後は、止まった時にジャッキアップして、タイヤを手で回してみる。

回転の軽い時と、重い時があったら、ブレーキは引き摺っている。

今年もアジサイが咲いた。

去年との違いは?。

ブレーキと燃費2008年06月19日 05時19分29秒

歪み診断したローター 歪み量は0.07mm
ブレーキが歪むと制動距離が長くなったり、不安定になったりする。

同時に燃費が落ちる事も有る。

「事も有る」と書いたのは、引き摺りを起こした場合だから。

引き摺ると、1回転に1回、ブレーキペダルを踏んでいないのに、軽くブレーキをかけた状態になる。

不要にブレーキをかけているわけだから、その分燃費が落ちる。

「何故」って、ブレーキをかければスピードが落ちますよね。

スピードが落ちた分をアクセルを踏んでエンジンに「もっと早く」と言っているわけです。

10%くらいかな。でも、170円のガソリンが153円になりますよ。

ブレーキの引き摺り改良2008年06月20日 05時24分11秒

修整前のラルゴ君、内側と外側の段差が違う~!
ブレーキの引き摺りは軽くだし、徐々にだから気が付かない。

恥ずかしながら、ラルゴ君がそうだった。

多分、燃費が7kmから6kmに落ちた頃だったのだろう。

1年以上前からだ。

時々、5kmなんて事も有った。満タン法の誤差と考えていたが、違ったようだ。

今は、兎に角、軽い。

例えば、時速40kmで走っていて、赤信号で停止しようとしたとする。

以前は、100m位手前でも、アクセルを踏んでいた。

今は、200m手前でも、アクセルから足を離す。

ちょっと、極端?。

でも、アクセルと車速のフィーリングは間違いなく変わった。