暖機運転の時間2008年03月30日 04時18分35秒

 「暖機運転を何分するか」というお話です。
 私の場合、その時々で変わります。その時々とは、気温とエンジンを停止してから、何時間経ったかです。
 気温はオイルの粘度を変えます。粘度とはオイルがサラッとしているか、ネバッとしているかです。サラッとしていれば、早くエンジンの隅々までオイルが供給されます。夏はサラッとしていますので、長い暖気は要りません。
 冬はネバッとしますから、少し長くなります。
 それでも、運転席に座ってエンジンスタート、それから、シートベルトをして、持ち物確認、安全確認、カーナビセットまでの時間を考えたら、夏も冬も同じでしょう。

 エンジンを止めてからの時間のほうが大事です。
 車で出かけて、帰宅。その次に車で出かける時までの時間です。
 4時間くらいなら暖気しません。8時間くらいですと、暖気します。1分くらいだと思います。数日乗らない時は2分くらい。
 運転席に座ってエンジンスタート、それから、シートベルトをして、持ち物確認、安全確認、で30秒以上かかるでしょうから、感覚的には殆ど暖気していない感じです。
 それで、「暖機運転は不要」となるのでしょうか。
 もっとも、発進してから、エンジンが温まるまでは、オートマチックは2です。D(ドライブ)にはしません。これも、暖機運転です。

 ところで、もっと簡単で正確な判断方法が有ります。
 油音計と油圧計で判断するのです。実験室にいた頃はこれでした。でも、なれない人にはメンドクサイでしょう。
 そこで、もう少し簡単に判断する方法を思いつきました。
 エンジンの中で一番オイルが回り辛いところ(最後にオイルが回る部分を作っても良いでしょう)に油圧センサーを付けます。このセンサーの信号と、油温が適当な温度になった信号を受けて、緑色(何色でも良いのですが)のランプが点く様にします。ランプの位置は計器類(速度計やシートベルトランプ等)があるところ。
 これなら誰でも、上手な暖気運転が出来ますし、特別な新技術は要りません。直ぐに実施できます。
 今あるオイルランプはオイル量警告ランプのはずですから、意味が違います。
 
 上手な暖機運転は常にエンジンを最良な状態に保つ手段です。CO2を増やすようですが、ドライブ全体から見れば、必要悪と言ったところでしょう。

 但し、新車の場合は変わります。
 又、長くなった、文章下手だな~。(~_~;)