お米をたく技術2008年09月12日 06時21分29秒

お米を磨いだら、水をはります。

水の量はお米の上に手の甲を上にして手を乗せ、手の甲と同じ高さまで。

これは電気釜が無い時の話しです。

今は電気釜の内釜に目盛が有りますから、お米の量に合わせ、目盛まで水を入れます。

これだけだと「何処に技術が有るの?」となります。


実は二つも有ります。

その1:内釜に水をはった時に、内釜の目盛通りに水が入りましたか?。
内釜を置いた所が斜めだと水の量が変わります。平らなところで目盛を読むか、斜めの状態のまま平均値を取るか。
機械は水準器で平らにしています。

その2:お米によって水の量を調整していますか。
お米の種類や季節によって水の量は変わります。
常に、決められた目盛まで水をはっていたら柔らかいご飯、硬いご飯が出来てしまいます。
同じお米の様ですが、特性が有り、添加物(水)の量に依って、完成品(ご飯)の硬さが変わります。


どうですか、充分「技術」と言えるでしょう。

「夕暮れの 時間は移り 買い物に」

普段、当たり前のようにしている事ですが、自然の変化に生活習慣を合わせています。

これも「技術」です。