旅と安心と優しい人人2007年04月12日 23時50分38秒

 先週の日曜日の事ですが、未来クラブの研修旅行の帰り、燕三条駅で急に体調が悪くなり、病院へ行くことにし、駅員さんに「病院に行きたいのですがこの切符使えますか」と言ったところ、病院から戻ったときに、その切符で乗れるようにしてくれました。 病院に行き診察を受けたところ、「風邪」でした。熱も少し出てきましたが、旅先の急病でパニック障害を起こしたようです。 病院までのタクシーの運転手さんは休日診療所を無線で探してくれました。保険証を持っていかなかったのですが、診療所の方は電話で保険証番号を家内に聞いて、保険扱いにしてくれました。調剤薬局の方は「今、薬を飲んでいけばかなり楽なるでしょう」と言ってぬるま湯を出してくれました。お陰で、駅に戻る頃には身体も大分楽になりました。駅員さんは駅を出るときと同じ方で、帰りのグリーン車の座席をわざわざ車掌室に近い車両にしてくれました。本当に有難いと思いました。皆さんのお陰で、元気に仕事しています。 私にとってはこれが今回の最高の研修になったようです。嫌なニュースが多いですが、まだまだ、優しい方の方が絶対に多いです。

自動車の燃費2007年04月22日 10時34分04秒

愛車ラルゴ(2400)ccは既に10万㎞を突破していますが、相変わらず、都内の通勤(片道8㎞)走行で、6㎞/1L以上走ります。 燃費を良くするこつはバッテリーとプラグの整備、オイル交換を3000kmくらいで行う事だと思っています。 以前は、自分で、バッテリー充電を月に1回くらい行いまめにプラグの整備もしていました。その頃は7km/1Lくらい走りましたが、1年前に車検でプラグ交換をして以来、プラグの整備をしていない事と、バッテリの充電も殆どしていないので、やはり燃費は落ちてきます。 車も普段から整備して可愛がってあげると、頑張ってくれるようです。 最近は手を抜いているので、何時走ることをやめてしまうか心配です。ラルゴ君もう少し頑張って。 ところで、燃費が急に変化したら必ず何か原因が有ります。去年の事ですが、・・・・・。話が長くなりますので次の機会にします。

燃費とオーバーヒートと自動車整備2007年04月28日 03時48分18秒

去年の今頃でした。急に燃費6kmから7kmになり喜んでいて、高専の先輩と千葉に釣りに行きました。現地に着く頃あたりから、「カチ、カチ」時々車から音がしてきて、「サーモスタットの音」で同行の先輩と意見が合いました。ボート釣りの予定だったのですが、風が強くボートが出せず、そのまま帰宅となりました。帰りはサーモスタットからの音もせず、1時間くらい一般道を走り、それから高速道路に入りました。高速に入って30分くらいすると又、「カチ、カチ」と嫌な音が始まり、音が止まると同時に、冷却水温が高くなってきます。当然、オーバーヒート。温度計を見ながら走り、レッドゾーンの手前で、路側帯に停止し、エンジンを冷やす。これを繰り返し、何とか、武石インターで高速を降り、一般道に入ったところで、とうとうエンジンが止まりました。JAFに連絡してレッカー車を待っている間に、冷却水温が下がるとエンジンはかかります。そのまま、船橋にある従兄弟の自動車修理工場にレッカーでラルゴを運び、修理と、ついでに車検も頼んできました。 後日、車を引き取りに行くと、サーモスタットが「閉」の状態で破損。冷却水系パイプ類も殆ど錆びていて交換という状態でした。そのサーモスタットを見たとき初めて気が付きました。「何で、自分で修理しなかった」サーモスタットを取ってしまえば、冷えすぎにはなりますが、エンジンは普通に動きます。自動車メーカーの実験室に勤務してましたから、その程度のことはできます。しかし、その事よりもっと大きなミスが有りました。燃費が急に上がったときにサーモスタットの異常を考えなかった事と純正のクーラント液をラジエターに入れず、水を入れていたこと。故障の原因は錆です。純正クーラント液には錆止め作用があります。エンジンのことは良く知っているつもりですが、「現場を離れるとこうなるのか、この程度で済んで良かった」と考えるべきなのでしょう。 やはり、車の整備は、整備工場とユーザーが一つになってやらないと、安全に車に乗ることはできないと痛感しました。

エンジンはなぜまわる2007年04月30日 23時06分08秒

 自動車会社で寮生活をしていた頃の話。  私のバイクのスロットルワイヤーが切れたので、交換し、試運転していた。  ところが、エンジンはかかからない。一緒にいた仲間(一応、設計か技術部員)3人くらいも参加して、「スロットルだ、プラグだ、ジェットノズルだ」とやっていたところへ、設計部の先輩が通りかかって一言 「エンジンはガソリンがシリンダー内に入ってプラグから火花が飛べばまわるよ。性能は別だけど」  その通りだが、学校でたばかりで、経験のない理屈ばかりの私たちには大変きつい一言だった。  それ以来、キャブレターは整備工場の整備士さんに任せている。調整には経験か、大がかりな装置が要る。  足回りも同じでブレーキや車軸関係は絶対に素人がいじるものではないと思う。  学生時代にエンジンを専攻していたので、クラスメイトに自動車メーカーの技術者が9人居た。クラス会でも皆同じ事を言っていた。  整備士の経験は理屈より遙かに重い。