中身が見えると楽です2008年01月23日 06時06分18秒

 株安が問題になっています。
 私は株をやりませんから、上がろうが下がろうか関係有りません。
 兄が中堅証券会社の営業をしていました。都内での営業成績一になった事も有るそうです。サラリーマンで有りながら「確定申告をした事もある」と聞いたときには驚きました。
 私の株に関す知識は、その兄と酒を飲みなが受ける講義の結果です。
 
 株価の基本は、会社の持っている総資産を発行株数で割って、額面と比較するそうです。株をやる人には、「いまさら何を言うか」なのでしょうが、総資産て何ですか。帳簿上の資産なのでしょうか。
 違いますよね、メーカーだと「技術」も入るでしょう。こちらの方が大きいかも。それも開発中の技術が何処まで完成したか。これが解ると、投資しやすいですね。ただし、関係者だとインサイダーになり犯罪です。
 私を例にすると、自動車メーカーの設計に居ましたら、会社の技術状態丸見えです。会社も社員の持ち株を奨励していましたから、幾らでもインサイダーできました。

 ただし、持ち株制度の目的は、株の売買では有りません。
 社員が株を持つことによって、「会社の利益=社員の利益。だから皆で頑張ろう」。
 ですから、常識的な経営方針だと思います。

 結局、「中身が見えるとどんなに楽か」なのですが、証券会社もなんだかんだで、そこそこの情報持っているようです。ですから、ある程度の確立で上がり下がりはわかるようです。

 例外もあります。株の人気です。NTTが良い例でしょう。あの時の兄貴の言葉
 「株で一番怖いのは小口株主の気持ち(株の人気)。これだけは読みきれない」
 
 どうやら、現在の株価の上下は人気で決まっているようです。
 ここまで「見えたら」、私も株やろうかな。(^ム^)
 ちなみに、兄はとっくに証券会社を退職しています。
 ですから、書けるのですが。