JRで思い出した電圧と電流2007年06月23日 08時50分48秒

 30年以上前、会社の先輩から「電気回路は水路と考えれば楽だよ。必ず高いところから低いところへ行く。電気は見えないけど、水は見えるから理解しやすいだろ」。まさかと思いましたが、確かにそうなんです。
 水路は電線、コックはスイッチ、水路の中に水の流れづらい物を置けば、これが抵抗、水タンクはコンデンサー、水路の太さを変えると水の流れが変わりますから、電線の太さが変わると電流が変わります。トランジスターは水道の蛇口(取っ手がトランジスターを制御する電流⇒一番多い使い方だとベース電流)と考えると、先輩の言う通りとなりました。
 ポンプなどで加圧された水の圧力が電圧、流れる水流量が電流となります。水も電気も圧力の高い方から低い方へ流れます。
 昨日のJRの事故で、架線から架線へ電流が流れたのは一つの架線でも位置によって電圧が異なります(途中で何かに使っている)ので、電車が止まって行き場所が無くなった電圧の高い方の架線から低い方の架線に電気が流れた(逆電流)のでしょう。
 こういうことが無いように、電子回路ではダイオードを使って、逆電流が流れないようにしていますが、時々、この事を忘れて、「あれ、何でこっちに電流が来るの」という時が有ります。これでLEDが壊れたりします。
 長くなってゴメンナサイ。m(__)m

コメント

_ 小林 ― 2007年06月23日 17時24分59秒

 いつもお世話になります。ブログ拝見しましたよ。たまに寄らせて頂きます。宜しくお願い致します。

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