安全に怪我をする?2007年06月21日 01時46分45秒

 私の父は電気屋でした。テレビや冷蔵庫を売る傍ら、修理もしてました。ですから、家には、おもちゃ代わりの電気工具が沢山有りました。
 ある日、半田ごての熱くなったヒーター部分を右手親指で触りました。当然、右手の親指が大やけど。完全に火ぶくれ状態です。
 ところが、親父はあきれた顔で苦笑いをしているだけ。「電気工具の危険を安全に教える事ができた」と思ったのでしょうか。矛盾だー!
 小学校に上がる前でしたが、私も何故か泣かなかった。
 こういう安全な怪我のお陰で、今、物作りを安全に行う事ができるようです。
 ひょっとして、親父は、今の私を予知していたのかも知れません。

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