燃費とCO₂と燃料2007年07月04日 05時48分30秒

 前回のCO₂を減らす方法は、実現していない(ひょっとしてどこかの研究室でやっているかも)方法でしたが、今回は今できるCO₂の減らし方です。当然、燃費も上昇します。
 それは、皆さんご存知のハイオクガソリンを使う事です。発熱量は1~2%ハイオクのほうが高いだけですが、燃費だと10~20%、(控えめ)ハイオクの方が良いようです。 
 私も、愛車ラルゴ君(エンジンはレギュラー仕様)に1年くらいハイオクを入れてみました。確かに馬力が上がった体感があります。エンジン音が静か(乾いた感じの音)になり、加速も良いです。その分、アクセルを踏み込まなくなりますから、便秘じゃなくて(失礼)燃費が良くなります。
 ハイオクの歴史を見ますと、私の記憶では太平洋戦争中に米空軍が使い始めたようです。このハイオクには四エチル鉛(有毒)が添加剤として含まれていました。その為、一旦、販売しなくなりましたが、現在は四エチル鉛を使わない、無害?のハイオクが出ています。添加剤は私の言い方で言うとアルコール系のようです。
 終戦後、進駐軍である米軍から盗んだハイオクガソリンを酒の換わりに飲み(飲兵衛は何処にでもいるようです)死んだり、身体に障害を起こした日本人が結構いたと親父(久し振りに登場)から聞いています。レギュラーガソリンは「カストリ焼酎」とかいって、普通に飲んでいたそうです。
 話がそれますが(私の話はよくそれる)、ガソリンが飲めるのかと思われる方も居るでしょうが、飲めるんです。高専時代、ガソリンスタンドでアルバイトをしていましたが、そこの社長が、「旨く無いけど、迎え酒には良いよ」と言って、実際に飲んでました。
 今ネットで見たら、本来の「カストリ」はアルコールを米空軍の空のドラム缶に入れていたようです。
 便利なものには必ず、「明と暗」「安全と危険」が在るようです。

コメント

_ アクリル職人 ― 2007年07月04日 07時29分31秒

ガソリン飲めるんだ
確かにお酒の嫌いな人からみれば
日本酒て飲めるんだ
て感じでしょうね

_ 青井の修行僧 ― 2007年07月05日 06時03分17秒

私が子供の頃、戦後の闇市で買った酒がメチルアルコールで目をやられ、俄か何とかになって気の毒な若者がいました。
長い物干し竿みたいな杖を使って歩く様が気の毒だった。
彼方此方ぶつけてコブを作ったり傷ついていたりしているのに余り同情する人もいなかった。
それまで酒好きで人に迷惑をかけていたようだった。
人に迷惑の掛からない酒飲みになりましょうね!お互いに!!

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