仕事って何?-32009年11月14日 06時18分09秒

「籠に乗る人担ぐ人、その又わらじを作る人」

一つの商品が店頭で販売されるまでに、何人の人の手が必要か?

という格言です。


この理屈で行くと、今の日本の不況は?


何か、必ず原因が有るはず!。


日本では、1億2千万人分の商品が要るのですから、

最低限必要な仕事は有るはずなんだけどな~ (-_-;)

コメント

_ Tecchan ― 2009年11月15日 01時15分51秒

 「籠に乗るアメリカ人、担ぐ日本人、その又わらじを作る日本人、わらを生産する原材料資源国の人。籠の先には対する社会主義国家」
が、戦後日本の高度成長を支えてきた図式です。

現在の輸出はおそらく
「籠に乗るアメリカ人、先棒担ぐは中国人、後棒担ぐ日本人、その又わらじを作る中国人、わらを生産するのも中国人。籠の行き着く先はマネーゲーム。」
になっていると考えます。

そして輸入も、
「籠に乗る日本人、先棒担ぐは日本人、後棒担ぐは中国人、その又わらじを作る中国人、わらを生産するのも中国人。」

 市場のパイは、世界的に減少ぎみですし、発展途上国だった国々が先進国を追い抜いてしまう時代です。
昭和のような経済上昇を予想できません。

>日本では、1億2千万人分の商品が要るのですから、

 そのパイを国内商品からアジア商品(中国だけではない)に置き換えられています。
「安いことは良いことだ」
の消費者心理も、国内生産を否定している根拠になっています。

 と、否定的な意見を書きました。でも、これが現実だと、私は思います。

_ Tecchan ― 2009年11月15日 14時41分18秒

追加文

このことわざ(?)には、前提があると思っています。つまり

「籠に乗る日本人担ぐ日本人、その又わらじを作る日本人」

ある程度、国内サイクルで完結する経済を説明したものだと言えるでしょう。
グローバル経済社会では、「籠に乗る日本人(とその他の富裕外国人)」
「担ぐ海外日本法人」→親会社はアメリカはたまた中国、
「わらじを作る日本会社」→生産拠点は海外、または現時法人、
そして大切なのは、「このサイクルのオーナー投資家or投資機関」
この方々が、会社の利益を吸い取る「金持ち父さん」で格差社会の頂点を形成する方々です。

 以前の日本型企業では、儲けを社会に、従業員に分配する風潮がありました。
今は、内部留保、株主に分配する、上手く利益を上げられないなら会社自体が売り買いされるヘンな社会です。
普通に働いている人は希望を持って働くことが出来にくい社会です。

 こんな状況の中、日本はがんばっている方だと思って、今私もがんばっています。

_ HIRAI ― 2009年11月23日 06時37分19秒

Tecchanコメント有難う御座います。
お元気そうで何よりです。
現在の不況は、「安い労働力を求めて東南アジア進出」から始まりました。
20年くらい前だと思いますが、
「産業の空洞化」をマスコミが取り上げたのですが、企業が無視して、東南アジア生産が流行りました。
「東南アジアで籠を担ぐ」です。
その結果、日本国内中小企業の生産は大幅に落ち込み、現在に至ったと、私は考えています。
加工貿易国の日本が「物作り」をしないのですから、
当然、不況!となります。
一方、東南アジアの人々生活苦は変わりません。
一部の「極端な金持ちアジア人」を作っただけです。

ダンピング対策の為「保護貿易」を考えないといけないのかも知れません。

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