仕事って何?-52009年12月26日 05時07分47秒

「仕事が出来る」とか「仕事が出来ない」とか、人を評価、判断する事が良くある。

何故、「できる」、「出来ない」という違いになるのか?、
少し気が付いた。

「人の話を全く聞いていない」 だった。

打ち合わせ内容と違う作業をしているので、注意すると、
「うん、うん」と言いながら、同じ作業をする。

「私の言った事が解っていますか?」と聞くと
「何ですか?」という顔で私の顔を見る。
私の話の内容を聞き返すと、全く記憶に無いのだ。

一度、理由を聞いたことが有る。

彼の話だと
「上司の言葉を聞き返すのは悪い事」
だそうだ。


参った~。
何で~?。
何処でそんな教育を受けたんだー!。

理解できなければ、質問するのは当たり前。
納得できなければ、反対意見を言うのも当然。
「仕事の答え」は一つではない。

ただ、共同作業である以上、
「責任者が最終的に作業内容を一つにまとめる」
だけの事で、「良い、悪い」の問題では無い。

20歳を過ぎたらそのくらいの事だけは覚えておいて欲しい。
中学校で覚える必須事項にして欲しい。

そうでないと、
「人生を1時間千円で売る」事になる。

先日、
「毎日の作業内容をきちんと書き留めるように」
という話の理由として

「人生を1時間千円で売る」
という言葉を使ったら、やっと理解してもらえた。

仕事って何?-62009年12月27日 08時30分04秒

私の日曜日の朝の楽しみはフジテレビの「報道2001」

今朝も色んな情報を仕入れたが、笑えた事が一つ有った。

先日の政府による事業仕分けの時に、スーパーコンピューターの予算に対する判定が
廃止から継続
に変化したのは皆さんご存知のことでしょう。

その理由が笑えた。
「文科省の担当者が必要性を説明できなかった」からだそうだ。

スーパーコンピューターの必要性を知らない人間が担当者?
どうやって、予算を計算したんだ?。

これでは、他の事業、例えばGXロケットの開発技術者はたまったものじゃない。
一所懸命頑張っても、担当省庁の役人がその内容を知らないから廃止では、泣いても泣き切れない。

GXロケットが完成した時の国益は科学技術だけでなく、国防等、計り知れない。

だから、「役人は仕事をしない」と悪口を言われる事になる。


又、思い出した。
30年くらい前の事。
技術系国立大学学長の言葉

「○大出身官僚による行政が日本を滅ぼす」という事。

子供の頃から、机にしがみ付いて勉強する事しか知らないから、教えられた事、本に書かれた事しか出来ない。