特攻機2008年08月12日 04時31分03秒

私が在学した学校の格納庫に「剣」という特攻機の残骸がありました。
置いてあっただけで、学校の物では有りません。

この飛行機は、離陸時に車輪を「落とす」事で有名です。
この車輪は使いまわしできるように、頑丈に作られていました。

車輪が有りませんから、着陸できません。
この事の意味は「生きて帰るな」です。


ドイツにも特攻機はあったようですが、射出座席と言って、飛んでいる飛行機からパイロットを空中に飛び出させる装置がついていたそうです。
敵に体当たりする直前に、パイロットは避難することが出来たのです。
体当たり後は捕虜になるしか有りませんが、戦争と言う極限状態の中では致し方ないのでしょう。
残念ながら日本の特攻機にそのような装置は有りません。
「死して虜囚の辱めを受けず」です。

翼は布張りです。こんな飛行機で戦闘ができる訳は有りません。それでも、戦争を続けようとしていた指導者が居たのです。


この剣の残骸は良く見に行きました。

パイロットは何を考えながら乗ったのだろう。
このパイロット達が生きていたら、今の日本はもっと良い国だったはず。

学徒出陣のパイロットが多かったのですから、ご理解頂けると思います。
生きていれば、指導者的な立場に立たれる人が多かったと思います。


私の学生時代の風潮は「長いものには巻かれろ」「自分の意見は言うな」こんな感じでした。

この反動が今の「モンスターペアレント」を生んだのだろうと思っています。
「自分勝手」「言った者勝ち」です。

自分の考えを主張するのは大事なことですし、良いことですが、周りの意見も聞かなくてはいけません。

しかし、モンスターペアレントは「聞く耳持たず」です。
「他人の事や、常識なんて関係ない」ですよね。

もっとも、これは一部の人です。

殆どの日本人は、良いものを先人から受け継いで、一生懸命、後世に引き継ごうと努力しています。

ただ、何故か、「モンスターペアレントの意見」がクローズアップされます。

マスコミの皆さん、この経緯を勉強して下さい。