バランスタブ ― 2008年07月07日 04時51分15秒
機械に対する人間の欲は深い方が良い。その方がより良い機械ができる。只、その分設計者は苦しむ。
私も苦しむ側に居るが、苦しまないと私自身成長しない。(偉そうに、何時も泣かされているくせに、なのだが仕方ない)
という事は余分だった。
操縦系統を金属ロッド(棒)からワイヤーに変えて舵の効きを柔らかくした堀越さんに対し、パイロット達はそれでも、もっと操縦し易くして欲し言ったようだ。
時速200kmの時と時速500kmとでは、操縦桿の「重さ」が変わる。
早い時は大きな力がいる。体力は有っても、微妙な変化が難しい。
飛行機の方向は舵で変えるが、この舵は風圧を利用して力を発生させる。この力で機体の向きを変える。
従って、速度の変化→風圧の変化→舵にかかる力の変化 となる。
だから、飛行速度が早くなると舵が重くなる。
そこで考え出されたのがバランスタブという舵の補助装置だった。
舵とは「反対方向に動く子舵」みたいなものだが、これで操縦桿が軽くなる。
舵の効き過ぎは良くないのに「そこまで要求する?」なのだが、パイロットも命がかかっている。
「だから何とかしたい」が技術屋根性である。
私も苦しむ側に居るが、苦しまないと私自身成長しない。(偉そうに、何時も泣かされているくせに、なのだが仕方ない)
という事は余分だった。
操縦系統を金属ロッド(棒)からワイヤーに変えて舵の効きを柔らかくした堀越さんに対し、パイロット達はそれでも、もっと操縦し易くして欲し言ったようだ。
時速200kmの時と時速500kmとでは、操縦桿の「重さ」が変わる。
早い時は大きな力がいる。体力は有っても、微妙な変化が難しい。
飛行機の方向は舵で変えるが、この舵は風圧を利用して力を発生させる。この力で機体の向きを変える。
従って、速度の変化→風圧の変化→舵にかかる力の変化 となる。
だから、飛行速度が早くなると舵が重くなる。
そこで考え出されたのがバランスタブという舵の補助装置だった。
舵とは「反対方向に動く子舵」みたいなものだが、これで操縦桿が軽くなる。
舵の効き過ぎは良くないのに「そこまで要求する?」なのだが、パイロットも命がかかっている。
「だから何とかしたい」が技術屋根性である。
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