飛行機のエンジン2008年07月04日 05時16分48秒

ラルゴ君のエンジンは16バルブ、凄い事なんです!
ゼロ戦の事を書いていたが、話が武器になり、嫌になったので一休み。

飛行機のエンジンの特徴は「軽い」事である。

40年以上前の事だが、エンジンを軽くする為に、社運を賭けた大メーカーも在った。

それくらい「軽い」事が重要なのだ。

ところが、第二次世界大戦直前は「重い?」ディーゼルエンジンを搭載した爆撃機も有ったようだ。

最近になって知って驚いた。

しかし、よく考えて見ると理解できる。

「重い」「軽い」は1馬力あたりのエンジン重量であって、ガソリンエンジンと比較して重いディーゼルエンジンでも、馬力が出るなら、馬力を抑えて、小型、軽量化すれば1馬力あたりのエンジン重量は変わらない事になり、飛行機用として十分使える。

まして、プロペラでエンジンの最高回転は決められてしまう。

エンジン回転数だけを考えたら、低回転高出力のディーゼルエンジンの方がプロペラ飛行機に向いている。

最近、ディーゼルエンジンが見直しされている。

高速型ディーゼルエンジンが可能になったためだろう。

見方を変え、新技術を加えると、別物ができる。

その為には、真実を知る必要が有る。