思いやり-132008年03月09日 05時34分36秒

 昨日、愛車「ラルゴ君」がオーバーヒートした時にお世話なった、従兄弟(漢字有ってますか)の板金工場へローター研磨機を見てもらいに行って来ました。
 明日から京都へ行くので、その前準備、ブレーキに関する、色んな情報を聞くためです。整備士とユーザーの中間みたいな立場ですから、いろんな良い話を聞けました。
 「修理依頼の車にもブレーキ不調が有って、怖い時あるよ。それでも車検通るみたい。整備士は職人気質が強いから、「ふんだくり」と思われるの嫌で、ユーザーに言いづらいみたい。でも、必要な部分は直さないと。」と言われた時は嬉しかったです。
 私の仕事の重要性が認識できました。今まで出来なかったブレーキ診断気に入って貰えたみたいでした。やっちゃん、有難う。
 
 帰りに、近くに済む叔父(当然ですが従兄弟の父親、内は叔父、叔母が多いので念のため)の所にもよりました。カーナビで行ったのですが、完璧に方向を間違え、着くまでに時間がかかり、叔母さんから「遅いから電話したとこ」と言われ、着いて、最初の言葉が「遅くなってゴメンナサイ」でした。
 「なさけね~」です。

 思い出
 45年くらい前ですが、親父と叔父さんと、私の兄と4人で、浦安にハゼ釣に行った時の事です。
 釣り場は、ディズニーランドの対岸。もっとも、当時は、ディズニーランド有りません。コンクリートの傾斜した土手を下りて、水際での釣になります。
 「水際はヌルヌル滑るから、近寄るな」と親父が言っているそばから、少しでも、遠くに仕掛けを入れたい私は、水際まで行き、「ドボン」です。
 幸い水深は腰くらいまでしか有りませんでしたし、泳ぎもそこそこ出来たので、私自身は「仕舞った」程度だったのですが、親父も叔父さんも大変、「muneyaが溺れる」です。
 直ぐに、親父が私の所に来てくれて、助けてくれました。
 なら良いのですが、私を助ける為には、どうしても、滑るところに足が来ます。
 そして「ドボン」です。
 それを見た叔父さんも「大変だ」と、助けに来てくれたのですが、またもや「ドボン」です。
 足が立ちますから、土手に上がれるはずなのですが、滑るので、上がれません。
 それを見ていた残りの一人。そうです、我兄貴、助けに来るかと思ったら、笑っていました。
 既に、三人落ちていますが、兄貴からは足が立つのも見てますし、季節も秋ですから、水が冷たいということも有りません。全て、頭の中に入っている様子。
 流石、我兄貴、冷静?です。そうでなければ許さん!。
 親父が「手ぬぐいでロープ作って、足場にも滑らないようタオル敷け、絶対に近寄るな」と兄貴に指示をして、三人無事に助かりました。
 帰りに、叔父さんの家によって、叔母さんにご心配をかけたのは想像がつくでしょう。

 それにしても、親父と、叔父さんの気持ちと、我兄貴の冷静さ、180度違いますね。
 さて、どちらが、本当の「思いやり」でしょうか。(-_-;)

 比べる事自体が間違いなのです。(^ム^)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://muneya.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714542/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。