思いやり-32008年02月28日 06時04分16秒

 昨日、交差点で信号待ち(2回位)していました。そこへ、後から救急車が来ました。サイレン鳴らして、「緊急車が赤信号渡ります」という様な事をマイクで言っています。
 「何処へ、避けようか、前も後も詰まっているし」と思っていたら、対向車線がガラ空きでしたので、問題有りませんでした。
 ところが、前方の交差点では、救急車が通り過ぎるのを待っている人のなかで、75才くらいのおばあさんが、横断歩道を歩き始めました。
 年が年ですから、走れ無いのでしょう。私の目には、「ひけるものなら、ひいてみろ」という感じに見えました。
 救急車が通り過ぎるのを待っている人の中には、65歳くらいの女性もいます。
 「なんで、違うのかな」と考えていましたが、結論は
 
 待っている人は「思いやり」のある人で優しい人。
 
 こう書くと、渡っている人が悪いように見えますが、違います。
 待っている人が優しいのです。
 救急車が来たら避けるのが当たり前と思っていませんか。確かにそう考える事出来ますが、私は違うと思います。
 救急車で運ばれている人の事を「大変だろうな」と思いやり、譲っていると考えるべきだと思うのです。
 
 そうでないと、「義務でなければ誰もやらない」社会になってしまいます。

 交通安全はお互いの「思いやり」が無ければ成り立ちません。