燃費20%アップの方法2008年02月01日 05時49分28秒

 今年も既に2月となりました。早いですね。
 最近、又、ガソリン価格が上がった様な気がします。原因は原油価格の投機だそうです。「上がると見込んで、先に買っておいて、上がったら売る」。
 困ったものですが、ガソリンを使わなければ、原油の消費量が減り、価格は暴落し、投機も終わるでしょう。

 私の子供の頃は「小豆」が、「赤いダイヤ」と呼ばれ、投機の対象でした。石炭を黒いダイヤと呼んで投機の対象にしていた事も有るようです。

 もっとも、原油から出来るのは、ガソリンだけでは有りません。灯油、軽油、アルコール類、コールタール(アスファルト道路に使います)等色々です。
 蒸留温度(原油を加熱して蒸発したものを冷やして、生成されます。温度によって製品が変わります)で、生成されるものが変わりますから、原油1トン有るとしますと、全ての製品が決まった量できます。
 そういう意味では、はたしてガソリンや軽油、灯油が投機の対象なのか、私にはよくわかりません。

 本題の燃費20%アップですが、対象はガソリンエンジンです。
 我が愛車「ラルゴ君」でやってます。20%という数字は詐欺に近いですから、最後まで読んで下さい。

 方法は簡単です。
 バッテリー、プラグ、オイル、オイルエレメント(フィルター)を、整備しなおします。
 これだけで、20%アップします。

 理屈は、バッテリーとプラグが最善の状態ですと、エンジン内で理想的な火花が飛びますから、ガソリンは理想的な燃焼をします。
 オイルとオイルエレメントを良くする=交換となるでしょう。
 オイルが綺麗になるとエンジン内での余分な摩擦が無くなり、エンジンの回転がスムーズになります。
 
 高いものを買う必要は有りません。理想は純正品、プラグもそうです。バッテリーは少し高い方が良いようです。
 特にオイルは注意して下さい。
 私の実体験(新型エンジンの開発実験をしていた時)ですが、高級なオイルを使った為、エンジンを痛めた事が有ります。メーカーは苦労してオイルを選択しています。
 高いから駄目と言うわけでは有りません。エンジン、走行状態(レースで使うか、普通に使うか等)にマッチした物と言う事です。
 難しいですから、整備士さんと相談される事をお勧めいたします。
 私は一応、元プロです。

 問題点も有ります。エンジンの状態です。ガタガタのエンジンは諦めて下さい。治し様が有りません。
 
 それと、もう一つ、とっても重要な事です。
 20%アップと書きましたが、燃費5km/Lが6km/Lになれば20%アップです。
 しかし、10kmが11kmですと10%アップです。
 とんでもない詐欺です。私は数字のマジックと呼んいます。注意してください。

 我が「ラルゴ君」は通常5.5~6kmです。このところ全く整備してあげてないんでこうなります。
 車検をお願いしている整備士さんに言わせると「普通です。5kmでもおかしくない」だそうです。
 これが、きちんと整備すると7kmまで走ります。40%アップ?。もう騙されません。(^ム^)
 勿論、街中走行(30分で5kmくらいしか走りません。こういう燃費の表示方法も有ります)です。
 「ラルゴ君」のおん年11歳、10万キロ以上頑張ってくれていますが、最近、色々やることが多くて、整備してあげてません。
 何時、怒り出すか心配です。
 この後、お話したい事有りますので、シリーズにしてみたいと思います。

 本日最後に、去年、京都に行った時、行きの燃費11kmでした。少しテクニック使いました。「行き」と書いたのにも理由があります。
 長々とすみません。
 燃費アップの理屈がきちんと理解できない方は整備士さんにご相談下さい。
 それなりに費用はかかりますから、闇雲に真似しないで下さい。

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