箱根駅伝から学ぶ「真の勇気」2008年01月04日 08時27分33秒

 今年の箱根駅伝は好天の中で行われました。
 
 その中で、重要なことを学びました。
 倒れて棄権する選手と、故障から歩くしかなくなり他の選手に抜かれ、順位を落とす選手を見ました。
 どちらの選手も全力出し切った結果ですから、誰も責めることはできません。
 「よく頑張った」「気にするな」という言葉しか無いでしょう。
 そんな中で、東洋の選手だったと思いますが、やはり、故障で歩き始めました。
 しかし、何とか「たすき」を後続の選手に渡し、後続の選手の頑張りで、来年のシード権を得たようです。

 この選手のゆっくり走っているときの辛さは計り知れない物が有ったと思います。無理して走れば走りきれるかも知れない、しかし、走りきれなかったらどうする。

 そんな葛藤の中で、スピードを落として走り(歩くより、この表現の方が適切でした。ゴメンナサイ)「たすき」を渡すこと決断したのでしょう。
 しかし、本当は違うのではと思いました。
 選手が試合中に、結果を考え、「走るか歩くか」なんて事は考えるはずが有りません。
 これは「仲間を信じ、たすきを渡す」事を第一に、普段の練習に励んだ結果だと思いました。
 その結果、「スピードを落とし、他の選手に抜かれても最善を尽くす」という事が選択できたのだと思います。

 普段の練習中の心構えが勝敗を大きく左右すると言うこと、
 結果を恐れず自分の仲間を信じて、最善を尽くす勇気が好結果を呼ぶこと
 
 「普段」が如何に大事か、改めて教えられました。

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