燃費とCO₂と燃料2007年07月03日 05時37分19秒

 やっとCO₂が変換できました(^ム^)。前回の燃費とCO₂には、ちょっと裏が有ります。同じ燃費でも燃料の種類によって排出されるCO₂の量が変わると言うことです。燃料に含まれる炭素の量が多ければ、CO₂も多くなります。簡単すぎましたか?失礼しました。(^^ゞ
 只、この場合、発熱量(燃料として使った時の発生熱量Kcal/kg=この場合は燃料の重さ1kg)が同じという条件がつきます。
 話が飛びますが、 私は勝手に、燃料をアルコール系(バイオ燃料もこちらで良いともいます)とガソリン(自動車用燃料の総称)系に分けてしまいます。ガソリンを1とするとアルコール系燃料の発熱量は0.5くらいです。炭素含有量はアルコールの方が少ないです。
 実は含まれている原子から発熱量を換算すると、アルコール系のほうが発熱量が大きく、より大きい馬力が得られる筈なのですが、メンドクサイ事が色々ありまして、結果的に、ガソリン発熱量1、アルコール0.5となり、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンが主流になるわけです。
 話を戻しまして、アルコール系の燃料で効率よく発生熱量が利用でき、ガソリンエンジンと同じ馬力が得られれば、多少燃費が悪くてもCO₂の発生の少ない走行が可能になります。これが、燃費とCO₂の関係の裏です。でも、燃費が悪いとその分燃料を積まなければならないという問題もありますし、その上、まだまだ、ガソリンよりアルコールの方が高価なので、夢の又夢です。
 通常の往復エンジンでは難しいのですが、ガスタービンのように、燃料の燃焼形態が違うエンジンだと未だ望みがあるかも。
 いずれにしても、自動車に使うには燃焼に安定性がないと、安全が確保できません。

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